竹鼻線に乗っているとあることに気づきます。 冬になると沿線に大量の雪だるまが現れるのです。 |
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雪だるま、といっても実際に雪を丸めて作るものではありません。 ご覧のように、竹鼻線の運転士に向けた標識でしょうか、「H」の文字と共に雪だるまが描かれています。 なかには「25」という数字と共に描かれた雪だるまもありました。 |
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ということで突然ですが「竹鼻線雪だるまコレクション」! まずは下りの西笠松駅から須賀駅。 H標の雪だるまたちは楽しそうですが、南宿駅のそれは手が無くどこか落ち着いています。 |
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続いて下りの不破一色駅から江吉良駅。 H標の雪だるまの手は羽島市役所前駅しかありません。不破一色駅の雪だるまは目元が凛々しく頼もしさを感じます。 ここまで見ていると行き違い可能な駅には「25」の標識はないことが分かります。 |
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下りの最後は新羽島駅。 新羽島駅はかつて雪による滑走で車止めを突き破って先頭車両の一部が宙に浮いたこともあってか、降雪時は駅進入時一旦停止をすることになっているようです。その「一旦停止」の雪だるまには雪が降る演出も加えられていますね。 折り返して上りもどんどん見ていきましょう。 H標の雪だるまの色が青色から黄色に変わりました。 |
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不破一色駅から柳津駅。 上りの雪だるまには手がないことの方が多いようです。 今更ですが雨が降った時のためと思われる「雨H」という標識も竹鼻線内でたまに見かけます。 |
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西笠松駅と笠松駅。笠松駅は上りですが青色の雪だるまでした。 これら雪だるまの標識は手作りのようで、一つとして同じものはありません。 ちなみに、雪だるまが現れる期間には江吉良駅と新羽島駅に「冬季対策45」という看板も現れます。 先ほども書いたように新羽島駅では雪による事故が発生しているため、雪が降っていなくても冬の間は45キロ制限となるようで、それを注意喚起しているようです。 |
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雪だるまが現れるようになったのは2019年度の冬シーズンから。それ以降、暖冬ということもあってか積雪を伴う雪はありませんでしたが、昨年(2020年)12月16日と今年(2021年)1月29日は積雪により竹鼻線の列車に遅れが発生。 「雨や雪に弱い竹鼻線」とも評される竹鼻線ですが、1月29日は名鉄の中でも竹鼻線だけ最大30分程度の遅れとなり、インターネット上では「なぜ竹鼻線だけ遅れるのか。そんなに降っているのか」との声も。 最近の雪による遅れ方が少し大きいことには、ここまで紹介してきた雪だるまが影響しているような気がします。 |
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あくまでも当サイトでの推測です。 趣味者の中で一般的にH標は「(停車などをするための)ブレーキをかける場所の目安」といわれています。 「雪だるまH」標は雪が降った時にはこの位置でブレーキをかけましょうということかもしれません。 また列車の行き違いのできない駅には「雪だるま25」標があります。制限速度標識と同じ数字フォントですので、おそらく駅に進入するときは25キロで走りましょうということかもしれません。行き違いの出来る駅には場内信号機がありますので、それで代用しているのだと思います。 |
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推測が正しいかはさておき。 列車の行き違い箇所で時間的余裕が少ないため、普段から何かあるとすぐに遅れ、それが長引く竹鼻線。 雪だるまたちは何を目当てに冬の季節だけ竹鼻線に現れるのか。また雪だるまたちの個性にも注目してみてはいかがでしょうか。 |
内容更新:
ページ公開:2021年2月3日