10の駅
羽島市役所前
駅データ
住所 |
〒501-6241 岐阜県羽島市竹鼻町宮町761番地 |
開業 |
1929年[昭和4年]4月1日 |
駅名 |
竹鼻→西竹鼻(1951年[昭和26年]1月1日) 西竹鼻→羽島(1959年[昭和34年]4月1日) 羽島→羽島市役所前(1982年[昭和57年]12月11日) |
駅員配置 |
なし |
自動券売機 |
新型タッチパネル式(高額紙幣対応・manaca対応)1台[01] |
自動改札機 |
幅広タイプ(ICカード対応新型)1台[1] 通常タイプ(ICカード対応新型)1台[2] |
自動精算機 |
新型タッチパネル式(高額紙幣対応・manaca対応)1台[81] |
列車案内 |
LED簡略式1行(1機で2線対応) |
案内放送 |
あり(簡略型) |
トイレ |
あり(改札内、駅事務室横) |
自動販売機 |
あり(待合室付近・駅入口付近) |
その他 |
駅前にポストあり |
駅構内図
かつて大須方面運行時代は当駅から3方向に列車が出発していき、現在も列車の夜間停泊が設定され始発列車がこの駅から出発する竹鼻線の主要駅。2023年12月に無人化されましたが、夜間停泊があるため合宿所(宿泊施設)はあります。
駅舎は1995年10月に建てられた2階建てで、1階に自動券売機・自動改札機や駅事務室、トイレがあり、2階には合宿所があります。ホームは島式のため、駅舎からはホームへは構内踏切を通ります。ホームは2005年の羽島市役所前・江吉良間高架化と同時にリニューアルされ、屋根を支える柱はグリーンとピンクを基調とした最近の名鉄らしい色合いのものになりました。
駅名は開業当初『竹鼻』でしたが、幾度の駅名改称を経て1982年に現在の『羽島市役所前』として落ち着きました。ですが、名鉄に三つある「市役所前駅」では、市役所に一番遠い駅だったりします。地元民はほとんど「前」だと思っていません。ちなみに某フリー百科事典に「『岐阜市羽島庁舎前』などと駅名変更の話もあった」と書かれていますが「要出典」レベルの地元民は知らない話です。
市役所と距離があるとはいえ市街地ということもあり、駅東にはかつて「なまずまつり」などで知られた竹鼻商店街、駅南東には羽島市立竹鼻中学校、駅西には岐阜県立羽島高校、駅南には集配局の羽島郵便局、駅北東には羽島市歴史民族資料館、駅北西には羽島市民の森公園・羽島市文化センター・市民会館といったように公共施設や商店が多くあります。
現在の駅の様子
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駅舎
1995年10月に建てられた現駅舎は2代目。
2階建てですが駅利用者が立ち入ることができるのは改札口やトイレ・駅長事務室のある1階部分のみで、2階部分に立ち入ることはできません。
(2023年12月25日撮影)
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きっぷうりば・改札口
駅舎の中は駅務エリアにスペースが割かれているため駅利用者がとどまるような場所はありません。
かつて直立型の古い自動券売機が1台ありましたが、トランパス対応にあわせてボタン式の自動券売機(高見沢製)に更新、2023年の無人化に合わせてmanaca定期券継続購入も可能な多機能なタッチパネル式自動券売機に更新されました。
無人化と同時にインターホンが設置され、かつての出札窓口頭上には運行情報などを配信できる液晶ディスプレイ「エムビジョン」も設置されました。
自動改札機は通常タイプと幅広タイプの計2台(オムロン製PG-R)が導入されています。
(2023年12月25日撮影)
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改札口・自動精算機
改札はトランパス対応に伴う自動改札機導入まで駅員によって行われていました。
かつてのきっぷうりば・改札窓口・精算所を兼ねたブースは見た目に新しい印象を受けますが、これはトランパス対応前からあったものです。
有人駅時代は精算対応等は窓口で可能なため、自動精算機やmanacaチャージ機は設置されていませんでしたが、無人化に合わせてICカード対応の新型自動精算機が導入されました。
(2023年12月25日撮影)
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駅長事務室・トイレ
駅長事務室は普段駅員が1・2人程度しか居ないこの駅にはオーバースペックな印象を受けますが、信号連動盤や乗務員の休憩施設があったりと決して無駄に広いというわけではないようです。
トイレは改札内の駅舎の北側にありますが、多目的トイレは無く、洋式トイレも無いので一世代昔の印象を受けるかもしれません。
(2012年11月2日撮影)
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構内踏切
羽島市役所前亘り踏切。2005年に実施された羽島市役所前・江吉良間高架化事業により駅構内の配線が変更されたため、この構内踏切もきれいになりました。
(2012年11月2日撮影)
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ホーム
この写真では、新羽島方面(南)から笠松方面(北)を向いています。
羽島市役所前・江吉良間高架化事業による構内配線変更で新しくなったホームで、ホーム屋根の骨組みがグリーン・ピンクの2色で塗られカラフルな印象です。
待合席だけでなく、ガラスで囲われた待合室もあり、冬季の列車待ちにも対応できるようになっています。
(2012年11月2日撮影)
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駅前広場
駅前の通りと駅舎との間に小さな広場があり、通勤通学ラッシュにはここで送迎の車を待つ駅利用者の姿を見かけることもあります。
駅舎に沿って名鉄産業管理の自販機がありますが、manacaは使えません。
(2012年11月2日撮影)
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出発信号機
かつて大須方面含め3方面列車が発着したこともあり、柔軟に対応できるよう1・2番線ともに笠松・新羽島両方面から入線できる仕組みになっています。普段は通常の単線交換駅と同じように原則左側通行ですが、両線に出発信号機が並んでいます。
場内信号機と共に誘導信号機も設置されているため、同一番線に2編成入線することも可能です。
(2012年11月2日撮影)
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雨量計
2010年ごろに設置されたらしき雨量計です。
大雨時、規定以上の雨量が観測された場合には竹鼻線の運転が見合わせになります。
(2012年11月2日撮影)
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【有人駅時代(2023年12月まで)】きっぷうりば・改札口
(2012年11月2日撮影)
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【有人駅時代(2023年12月まで)】改札口・精算所
(2012年11月2日撮影)
内容更新:2023年12月25日
ページ公開:2010年12月25日
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