10の駅
笠松
駅データ
住所 |
〒501-6037 岐阜県羽島郡笠松町西金池町1番地 |
開業 |
1935年[昭和10年]4月29日 |
駅名 |
新笠松→笠松(1936年[昭和11年]5月) |
駅員配置
| 終日 (中央改札口のみ。東改札口は終日駅員無配置) |
自動券売機 |
【中央改札口】 タッチパネル式(IC・高額紙幣 対応)1台[01] ボタン式(IC・高額紙幣 非対応)1台[02] 【東改札口】 タッチパネル式(IC・高額紙幣 対応)1台[11] |
自動改札機 |
【中央改札口】 幅広タイプ(IC対応新型)1台[1] 通常タイプ(IC対応新型)2台[2、3] 【東改札口】 幅広タイプ(IC対応)1台[1] 通常タイプ(IC対応)1台[2] |
自動精算機 |
【中央改札口】 なし(窓口で対応) 【東改札口】 なし |
列車案内 |
あり 【改札口】LED式2段×3台(発車前点滅あり) 【1・2番線】LED式2段×2台 【3番線】LED式2段×1台 |
案内放送 |
あり(詳細型。1・3番線:男性 2番線:女性) |
トイレ |
あり(改札内のみ) 中央改札口横…多目的あり 東改札口…多目的なし |
自動販売機 |
あり(ロータリー前、2番線中央改札口寄り、3番線階段前) |
その他 |
・コインロッカー(2番線中央改札口寄り) ・構内店舗…果物屋「フルーツ太田屋」、笠松町出先機関「ふらっと笠松」 ・駅前に郵便ポスト・公衆電話・証明写真機あり |
駅構内図
名古屋本線と竹鼻線が乗り入れる乗換駅にして、鉄道駅が名鉄しか無い岐阜県笠松町の玄関口でもあります。終日駅員の配置される駅で、竹鼻線利用者にとっては乗換駅という印象のほか、定期券や割引きっぷの発売駅という顔もあります。駅員が配置されているのは2路線に挟まれた母屋にある中央改札口で、笠松競馬場へ近い東改札口は駅集中管理システムを導入した駅員無配置となっています。
先述のように笠松町の玄関口であるため、駅建物の一角には笠松町の出先機関「ふらっと笠松」があるほか、笠松町巡回バスも駅前ロータリーに乗り入れます。タクシーも常に数台待機しています。2011年度下期に笠松町主体による駅前ロータリーの改修工事が実施され、駅舎に並ぶ形で歩道の一部に屋根が設置。ロータリー内もコミュニティバス・タクシー・一般車乗降場がエリア分けされ、歩車共に便利で分かりやすいロータリーに生まれ変わりました。
そんな笠松駅ですが、笠松町内では北部の外れに位置し、町の中心部からは離れています。このため駅周辺の飲食店や商店などは少なく、民家が多いのも特徴です。2018年秋、駅近くにコンビニがオープンしました。
竹鼻線において笠松駅は起点であり、岐阜直通列車の多くは当駅で種別変更をするほか、竹鼻線内折り返し列車の長時間停車、夜間停泊もあり、列車運行においても役割の大きい駅です。
一方名古屋本線としての笠松駅は、2008年12月のダイヤ改正で快速急行停車駅ながら朝9時以降の特急・快速特急が特別停車をするようになり、2011年3月のダイヤ改正で快速特急停車駅に格上げされました。ミュースカイと朝の一部特急を除きほぼ全ての列車が止まる駅になり、笠松駅で乗り降りする利用者に限らず、竹鼻線利用者にとっても利便性が向上しています。
現在の駅の様子
-
駅舎
1984年4月に建てられたコンクリート造り2階建ての駅舎。1階は駅事務室やテナントが入り、2階は信号扱所や合宿所、名鉄本体の不動産関係の事務所があるほか、近年乗務員休憩所が整備されました。
駅舎両脇にある階段は立ち入り禁止となっています。
近年は当駅最寄の県立岐阜工業高校の生徒によるイルミネーションが冬期に行われ、駅舎にも施されます。
(2012年6月9日撮影)
-
きっぷうりば・中央改札口
駅舎内を正面から進むと、左手にボタン式自動券売機(高見沢製)とIC対応タッチパネル式自動券売機(日本信号製SX7)が設置され、その続きに出札窓口があります。
改札口には幅広タイプ1台と通常タイプ2台の自動改札機(オムロン製PG-R)が計3台あります。
(2012年12月4日撮影)
-
待合席
自動券売機の向かい側には待合席が8席並び、その背面に時刻表が掲出されています。
時刻表のみで掲出枠を5面使うところにターミナル駅の風格を感じます。
(2012年12月4日撮影)
-
駅出口
待合席から駅出口を望みます。駅舎内の利用者スペースは比較的広く、2008年度に行われたバリアフリー対応工事によって誕生したスロープがあっても、まだ余裕があります。
(2012年12月4日撮影)
-
トイレ・中央改札口・精算所
中央改札口の左手には、男性トイレ・女性トイレ・多機能トイレが並んでいます。バリアフリー対応工事前は多機能トイレがなく、改札口はもう少し広めでした。
精算窓口があるため、羽島市役所前駅と同様にICチャージ機はなく、ICカードのチャージ等は精算窓口で行う形になります。
(2012年12月4日撮影)
-
東口駅舎
駅員が配置されていない東改札口。レンガ造り風の駅舎は1990年10月から使用されています。
左側にシャッターの下りた部分がありますが、こちらは多客時対応用のきっぷうりばです。かつては笠松競馬観戦客で賑わい新岐阜駅から応援が派遣された当駅も、今では利用者がまばらです。
(2012年12月4日撮影)
-
東改札口・きっぷうりば
自動券売機はIC対応のタッチパネル式自動券売機(日本信号製SX7)が1台設置されています。自動券売機脇のインターホンで母屋に居る笠松駅係員と会話ができます。
改札口には幅広タイプ1台と通常タイプ1台の自動改札機(日本信号製GX7)が計2台あります。
(2012年12月4日撮影)
-
東口トイレ
中央口にあるトイレとは異なり、多機能トイレはありません。
(2012年12月4日撮影)
-
跨線橋へのエスカレーター・階段
跨線橋へは2箇所のエスカレーター・階段と1箇所の階段、エレベーターが2箇所あります。このエスカレーター・階段は中央改札口正面のものです。
笠松駅のエスカレーターは時間帯に関わらず全て上り方向となっています。
(2012年12月4日撮影)
-
留置線・1番線
竹鼻線の発着する1番線は一番西の番線にあります。そのさらに西隣に4両編成まで収容可能な留置線があります。
バリアフリー化に伴い、車両とホームの間の隙間を少なくするべく線路の線形・ホームの改良が行われました。これと同時に列車の停車位置も修正され、車両とホームの間の隙間は以前よりだいぶ小さくなりました。
(2012年12月4日撮影)
-
2・3番線
名古屋本線の発着するのりば。2番線が名鉄岐阜方面、3番線が名鉄一宮・名鉄名古屋方面になります。
(2012年12月4日撮影)
-
跨線橋
竹鼻線利用者の多くがお世話になっているであろう跨線橋。
笠松駅は営業熱心で、ポスターの掲出内容は頻繁に入れ替わり、名鉄としてのほぼ最新のポスターが漏れなく掲出されているような印象です。台風等の場合には全てのポスターを予め剥がしておくという作業もしっかり行われています。
(2012年12月4日撮影)
-
サンコス
2011年ごろまでは通常の売店型サンコスが営業していた笠松駅。
今では名鉄産業管轄の自動販売機コーナーになっています。
(2012年12月4日撮影)
-
ふらっと笠松
笠松町の出先機関である「ふらっと笠松」。笠松町に関する情報を提供するとともに、笠松町公共施設巡回町民バスの待合室としても利用でき、銘菓等を発売しています。
2004年ごろまで不二家がテナントとして入居していました。
(2012年12月4日撮影)
-
フルーツ太田屋
ほぼ毎日営業している果物店。ご夫婦で営業されているようで、営業時間は7:00〜19:00だそうです。
(2012年12月4日撮影)
-
中央口前
2012年に行われた駅前広場改良工事により一新されました。
タクシープールが充実していて、いつも何台もタクシーが居ます。送迎もしやすくなり朝・夕は混み合います。
笠松町公共施設巡回町民バスはここから発着しています。
(2012年12月4日撮影)
-
東口前
中央口と比べて窮屈な印象を受ける東口。
東口側には笠松町や名鉄協商運営の駐輪場・駐車場があるため、たびたび自転車や自動車が通ります。
(2012年12月4日撮影)
内容更新:2020年5月1日
ページ公開:2010年12月25日
←「10の駅」トップに戻る