車両

概要

　1993年に登場した4両編成の通勤車です。車体は6500系の後期車に準じ前面が大型窓、側面を連続窓風に仕上げたスタイルですが、前面運転台側腰部に電気指令式ブレーキ車を示す「ECB」のエンブレムを、またスカートを設置したため印象が変わっています。車内も同様に扉付近の立席スペースを増やしたオールロングシートで、先頭車には車椅子スペースが、車端部の貫通扉上には1200系と同様の情報案内装置が設置されています。一方主要機器は刷新され、名鉄で初めてVVVFインバーター制御や電気指令式ブレーキを本格採用しています。

　1996年までに34編成が製造され、途中から扉横に折畳式の補助座席を設置しました（2017年頃までに全車撤去）。2017年からは制御装置や補助電源装置、行先表示機（幕→LED）、車内の情報案内装置（LED→液晶式）を交換する機器更新工事を実施しています。2019年からは車内設備のリニューアルを行う編成も登場しています。

外見・装備

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  　車内の様子。
  　画像は落成時から補助座席がない1次車〜3次車のもの。かつて紫色系のモケットでした。
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  　2017年から機器更新が行われ、LEDによる行先表示が目立ちます。

編成表