車両

概要

　1997年に登場した2両編成の通勤車です。同年登場の3700系と同様、車体形状の変更で裾絞りが無いストレートな断面になりました。車内はオールロングシートながら、立席スペースを多めに取っていた3500系とは異なり座席数を増やしています。主要機器は制御装置にIGBT素子を用いたVVVFインバーターを採用、単独での支線運用に備えSIVをバックアップする機能を持たせ冗長性を確保しています。パンタグラフは3700系と同様初めてシングルアーム式を採用しています。1998年製造の2次車は前面形状の小変更と行先表示の大型化を、2000年製造の3次車は前照灯のHID化・運転台の大幅変更（右手ワンハンドル化・モニタ設置）・客用窓カーテンのフリーストップ化などが行われています。

　3150系と共通運用が組まれており、単独運用だけでなく複数編成併結、主要路線では3500系など4連の各形式との併結運用、2005年からは特急車2200系との併結運用も登場し幅広く活躍しています。2019年からは2200系に準じた塗装への変更が進んでいます。

外見・装備

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  　1次車は行先表示がやや小ぶりです。
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  　2次車では前面形状の小変更や行先表示の大型化が行われました。
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  　3次車では前照灯のHID化などが行われました。
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  　車内の様子。3500系での反省を生かし、ロングシートが延長されています。

編成表