車両

7100系

概要

 1975年に登場した7000系「パノラマカー」9次車のうち2両を1984年に先頭車化改造した車両です。片側2扉・連続窓といった7000系の特徴は踏襲しつつも、石油危機の影響もあって増加していた乗客を捌くため客用扉は両開き1300mmとしたほか、ロングシートを増やして立席スペースを確保。転換クロスシートは旧型車からの流用品を840mm間隔で並べたため窮屈な印象でした。

 当初4両編成でしたがすぐに2両編成に組み替えられ、5300系や5500系の2両編成と共に運用。2001年には三河線のワンマン運転開始に伴い改造を受け運用が変更されたことで竹鼻線への入線は激減しましたが、稀に顔を出すことがありました。竹鼻線への最後の入線は2007年11月から12月にかけて、1800系の代走として比較的長期間充当されたため鉄道ファンが訪れることの少ない竹鼻線にも多くのファンが集まりました。

 追加でワンマン化改造された6000系に置き換えられる形で2009年に廃車されました。

外見・装備

内容更新:
ページ公開:2020年5月8日

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