竹鼻線DeepPoint

「平成」の竹鼻線

 平成31年4月30日。1989年、平成元年の1月8日から始まった「平成」の時代はまもなく終わろうとしている。
 そんな平成最後の空模様は悪いものの、竹鼻線ではありふれた日常の休日の景色が広がっていた。
 平成最後の日、平成の竹鼻線をちょっと振り返ってみたい。
 平成13年10月1日。
 竹鼻線での平成一番の出来事は、江吉良・大須間の廃止だろう。
 大幅な経営の合理化が進められた平成の名鉄。竹鼻線の一部廃止は、その合理化の中でも早い段階で行われたものだった。
 平成19年12月14日。
 プリペイドカード式の乗車券「トランパス」が、対応済みの笠松駅と移転工事を控えた柳津駅を除く8駅に導入された。駅舎がなかった駅、駅舎が取り壊された駅には新たに駅舎が建ち、もとある駅でもリフォームが行われた。
 今では当然の景色となったICカードで改札口を通過する景色も、この出来事があっての景色なのだ。
 一方、こんな出来事も。
 平成14年1月3日。
 新羽島駅で高架終端に列車が衝突、脱線する事故が発生。当分の間、2両分の車止めを設置し、4両編成で到着の場合は2両分ドア締切を行う事態に。
 平成23年3月26日。
 ダイヤ改正により岐阜への直通運転が大幅に削減。竹鼻線は支線としての色を強めることに。
 いろいろあった平成の竹鼻線。
 5月1日から始まる新たな元号「令和」の時代は、明るい話題が多くありますように。

内容更新:
ページ公開:2019年4月30日

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